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白Tブランド「Numero6」ディレクターの想い

黄色ライン

今回は「Numero6」ディレクターを担う髙橋さんにインタビューを行いました。
Numero6誕生の経緯やTシャツのこだわった点、そして今後の展望まで語っていただきました!

Numero6公式サイト

Numero6誕生秘話

-Numero6立ち上げの経緯を教えてください。

はじまりは去年の5月、取引先工場との商談で前身となる生地を見せていただいたのがきっかけです。
非常に驚いたのが、見せていただいたTシャツが実は1年間着用したものだったことです。非常に状態がよく、何度も洗濯をしたTシャツには見えませんでした。

元々、私自身白Tが好きで、かつ一つのものを長く使い続けたいというマインドを持っていました。ただ、白Tではなかなかそれが叶わなかったんです。そのような自分自身の想いもあり、長く着続けられるTシャツを作りたいと思いました。
当初見せていただいたのは肌着に近い薄めの生地だったのですが、1枚で着れるような厚みのある白Tを目指して試作を重ねていきました。

-ローンチまでにどのような苦労がありましたか。

苦労した点はたくさんあって、何を話そうか・・。笑

まずひとつは、理想的な厚みや風合いの生地を作ることに苦労しました。工場の方から限界だと提示されたサンプル生地の厚さに納得ができず、そもそもの糸自体を変更しました。
厚さを出す一方で、風合いが固くなりすぎてしまわないような工夫も施しました。合計で10回以上生地の試作を繰り返し、期間にして2か月ほどかけて生地を作りました。
やはり、無地の白Tは生地が最も重要だと思うので、最後まで妥協せずこだわり抜きました。

もうひとつは、ECでの販売戦略を立てる上での苦労がありました。OEMの業態的に自社ブランドを販売することは未経験だったので、SNSを活用してブランド認知を広げ、購買に繋げる道筋が全くわからない状態でのスタートでした。いろいろな方に意見を聞きながら進み、今に至ります。

社内で初の完全オリジナルブランドで、周囲には「自分でブランド立ち上げてすごいね」と声をかけてもらえますが、正直あまり実感がありません。

サントラ―ジュにはとにかく面白いことややりたいと思えることにチャレンジ出来る環境があります。そのチャレンジの1つという感覚です。社長の小林が社員の想いをポジティブに捉え、計画性や可能性があれば後押ししてくれる人なので、自分でブランド立ち上げられたのはその要因が大きいと感じます。小林には感謝しかありません。
非常に大変な道のりではありましたが、達成感を感じながら楽しんで進んできました。

Numero6の白Tとは

-Numero6というブランド名にはどのような由来がありますか?

まず社名の「CENTRAGE(サントラ―ジュ)」はフランス語でサッカーのセンターリングを意味しており、OEMとしてお客様に最高のパスを送るという想いが込められています。

そして、「Numero6」はフランス語でボランチを意味します。ボランチはチームの舵取りとしてパスも出しますし、ゴールも決めるポジションです。サントラージュの意思を継承し、自社ブランドとしてパスも出しながら、自らゴールも決めるという意味を込めて「Numero6」というブランド名にしました。

-そんな想いの込められたTシャツ、どのような層に最も届いてほしいですか?

元々スタートするにあたってメインのターゲットを30代以上の男性に定めました。いわゆる自分世代です。
世の中ではオーバーサイズが主流ですが、大人がオンでもオフでも着ることの出来るTシャツを追い求めました。ジャケットと合わせても着ても1枚で着ても素敵に着こなせるよう、サイズ感はレギュラーに。そして首の詰まり具合や丈を微調整しています。

一方で、いろいろな方に着てほしいなという気持ちもあります。各世代の男性や女性が、どんな印象や感想を持つか気になりますね。Instagramで投稿を見ると、年齢を問わず、様々な業種の方に届いているような感覚があります。幅広い層に着用していただけて、非常にありがたいです。

-こだわりの先に生まれたTシャツの特徴について改めて教えてください。

1番の特徴は素材がポリエステルコットンであるところです。一般的にTシャツは綿100%のイメージが強く、ポリエステル混合に良くないイメージを持つ方もいると思います。
しかし、実はポリエステルを使用することで機能面が非常に高くなっています。変色しない、給水速乾、縮まない、変形しない、シワにならない、など、これだけの機能を持たせることが出来ています。今まで私自身も様々なブランドの白Tを着用しましたが、変色したりくたびれたりしたTシャツに悲しい思いをした経験が何度もあります。
市場も流行が次第になくなり、長く愛用するという方向へと向かっています。長く着れるTシャツは、そんな時代にもフィットすると考えています。

Numero6のこれから

-今後のNumero6の展望について教えてください!

開始当初からの目標として、Tシャツのブランドとして国内で認知されること、そしていろいろなところとコラボすることを目指しています。まさかこんなにも早くatmosとのコラボが実現するとは思っていませんでしたね。

atmos | Numero6 “BLANK TEE”

今後Numero6が、多くの方に袖を通して頂き、人気ブランドとなること、そして、いろいろなTシャツのボディにも使われることでどんどん広がっていくといいなと思っています。
Numero6スタートからまだ2か月で、この先どういう発展を遂げていくのか私自身も楽しみです。

-最後までご覧いただきありがとうございました!

サントラージュはこれからも、より良い服作りに取り組んでまいります。
興味を持ってくださった方は、是非お問い合わせください。

∥ SNKRDUNK × atmos × COOK トリプルコラボ

SNKRDUNK × atmos × グラフィティ・アーティストCOOKのトリプルコラボアイテムに、Numero6のTシャツを採用いただきました。
SNKRDUNK × atmos × COOK JAPAN TOUR