2022年にサントラージュに新卒で入社した営業職の黒木さんに、就活や入社1年目の業務、サントラージュ営業職の仕事内容について聞きました。
特に業界を絞らずに就職活動をしていましたが、上京したいという気持ちがあったため、上京就活生向けのイベントに参加をしました。そのイベント内でサントラージュを知り、初めてアパレル業界に興味を持ちました。
最終的には、サントラージュの「縁の下の力持ちになり、最高のパスを送る」というビジョンと自分の想いが重なったことが大きな決め手になりました。
学生時代にテレビ局でカメラアシスタントのアルバイトをしており、その時から縁の下の力持ちとして働くことにやりがいを感じていました。自分はカメラの裏側にいて表に出ることはありませんが、自分の作ったものが世に広まって誰かの笑顔につながることがとても嬉しくて。サントラージュの営業職も、同じやりがいをもって働けるのではないかと思い、サントラージュへの入社を決めました。
想像以上に異業種の方と関わる機会が多いことには驚きました。入社前はアパレルブランドの方とお仕事をするイメージでしたが、コンテンツ・プロダクト(CP)事業部という部署への配属になり、実際にはアーティストや映画のグッズの生産にも携わっています。
また、研修から実践までのスピードの早さにも驚きました。私の場合、入社1週間後には上司と商談に行き、お客様と名刺交換をさせてもらいました。
初めは営業アシスタントとして、サンプルの管理・確認や見積書の作成を担当、また上司の商談へ同行し学んでいました。
サンプルの管理では、期日通りにサンプルが会社へ届くよう、提携工場へ定期的に状況確認と、届いたら、依頼通りに正しいものが上がっているか検寸・検品を行っていました。
見積書は、まず自分で作成し、上司に確認をしてもらった後にお客様へ送付していました。見積もり額の設定によって会社の利益が決まるため、責任の大きい役割です。今でも上司に相談をすることはありますが、基本的には自分の判断で進めています。
商談同行は、入社直後から上司の商談に同行し、お客様とのコミュニケーションや提案方法を学ぶところからスタートしました。少しずつ自分でもプレゼンをさせていただくようになりましたが、最初は緊張でお客様の顔を見られず、一方的な提案をしてしまうことも多かったです。徐々に経験を積むことで、お客様のリアクション・求めていることを確認しながらお話するなど、余裕を持てるようになりました。
また、1年目の後半から半年間ほど生産管理業務も並行して行っていました。品質管理業務と、商品の納期管理が主な業務です。生地や製品を品質検査に出し、ブランドごとの品質基準に達していない点は、改善方法を考え対応します。たとえば、生地が縮んでしまうという問題に対しては、事前に水洗いしてから裁断するなど、工程の工夫をします。生産管理業務を経験したことで、モノづくりのスタートから納品までの一連を経験出来ましたし、繊維や貿易、工場の分布など色々な知識を得ることが出来たと感じます。
私は四年制大学の国際学部を卒業し、生地や繊維に関する知識は殆どゼロの状態で入社しました。最初は商談や会議の内容を理解できず苦労しましたが、分からないことは上司や先輩社員に質問し、学ぶことを大切にしていました。未経験からのスタートでしたが、自ら学び、挑戦することで早いスピードで成長できる環境だと感じます。
お客様へのヒアリングや提案を通じて、お客様の作りたいモノを形にしていくことが営業の仕事です。具体的に作りたい商品が決まっている方もいれば、何を作るか検討中の方もいらっしゃいます。特に異業種のお客様は、我々に求めていることが多種多様です。会社の最初の窓口になり、それぞれのお客様が求めていることに対応出来るよう動くのが営業の役割だと考えています。
忘れられない仕事のひとつが、入社して数か月で取り組んだ朝の情報番組のご当地アロハシャツの制作です。お客様から「何かアパレルの商品を作りたい」と企画もまだ決まっていない段階から依頼をいただいたので、「何を作るか?」「どんな企画なら消費者の皆さんに届くのか?」などチームで徹底的に話し合い、提案を重ねました。最終的には番組の放送局がある27都道府県分のご当地アロハシャツを作ることとなり、チームで話し合って作ったデザインをそのまま採用していただきました。自分たちのアイデアが形になり、商品となって販売されることを、初めて経験した瞬間でした。納品後もアナウンサーやアーティストの方々が着用してくださったことにとても感動したのを覚えています。
もうひとつ特に印象深いのは、私が初めて最初から担当させていただいたメディア関係のお客様とのお取引です。新規お取引先として小さなご依頼からスタートしましたが、対応を評価していただき、今では様々なご依頼をいただけるようになりました。最近では、自社ブランドであるANNA SUI NYCとドラマ作品のコラボグッズの販売という、先方としても初めての試みに一緒に取り組ませていただきました。
そのほかにも、ご担当の方が「黒木さんの対応が丁寧だから」と別のお客様に弊社を紹介してくださったことをきっかけに、映画のグッズTシャツをご依頼いただき、大きな発注に繋がったこともありました。
この経験を通して、ただ商品を売るだけではなく、お客様と一緒に考えながら商品を作り上げ、信頼関係を築いていけることがこの仕事の一番の魅力だと感じました。
自分に合った会社を選ぶためには、これまでに自分がどのような環境で喜びややりがいを感じたのか、分析することが重要だと思います。
サントラージュは、幅広いお客様とお取引があり、異なるチームの社員とコミュニケーションを取るだけで色々な情報を取り入れることが出来る環境です。
その情報を活用したり自分のアイデアを加えてお客様の希望を叶えたりすることに面白さを感じる人や、縁の下の力持ちとして人を支えたいと思う人には向いている会社、仕事だと思います。
自己分析を通じて、弊社に魅力を感じた方とぜひ一緒にお仕事が出来たら嬉しいです!
-最後までご覧いただきありがとうございました!
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