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アパレル業界外のお客様とのモノづくりの魅力

黄色ライン

今回はコンテンツ・プロダクト事業部(以下、CP事業部)の営業担当である上原さんに、サントラージュの魅力や異業種のお客様との関わりについてお話を伺いました。CP事業部は、IPコンテンツを扱う企業やプロスポーツチーム、イベント会社など、アパレル業界以外のお客様を中心に商品企画・生産を行っている事業部です。

チャレンジ精神に惹かれサントラージュへ

-サントラージュに入社した経緯を教えてください。

2020年にサントラージュに転職しました。
コロナ禍にもかかわらず、受け身にならずさまざまなことにチャレンジし続けている姿勢が、入社の決め手となりました。
私の場合、エージェントの方に紹介していただいたことがきっかけでサントラージュという会社を知りました。
コロナ禍でアパレル業界全体が売上を落としている中、業績を維持していることに非常に興味を持ちました。話を聞く中で、チャレンジ精神に魅力を感じ、自分もその環境に飛び込んでみたいと思ったんです。

-CP事業部配属の経緯も教えていただけますか。

サントラージュに入社した当初は、医療商材チームに所属していました。サントラージュはコロナ禍の2020年から2022年にかけて、メディカル部門としてマスクやプラスチックグローブなどの製造・販売を行い、営業活動や納品対応を担当していました。
その後、CP事業部の前身である新規事業部が立ち上がり、私はそこに参画することになりました。
転職時に代表の小林さんに、「アパレルブランド向けの従来のOEM事業ではなく、新しいことにチャレンジさせてほしい」と伝えていたため、新規事業部の発足と同時に、必然的に配属された形だと思います。

-サントラージュに入社する前はどのような仕事をされていたのですか。

サントラージュに入社する前も、数社で営業として働いていました。
新卒で繊維商社に入社し、その後オフィス家具のメーカーに約1年ほど勤めましたが、再びモノづくりの会社に戻ることになりました。当時は20代だったこともあり、数字が早く見えないことにやりがいを見出しづらかったからです。

アパレル業界では、依頼をいただいてから早ければ2ヶ月ほどで商品を納品できます。一方で、家具や空間デザインの業界では、依頼から納品までの期間が非常に長いです。例えば、納品先が図書館の場合、建設を待ってから納品されるため、依頼を受けてから3年後にようやく売上が立つこともあります。
当時は、目の前の数字を早く上げたいという思いが強かったため、このようなスピード感の違いに違和感を感じ、最終的にモノづくりの会社に戻る決断をしました。

CP事業部で得た様々な業界との繋がり

-アパレルブランド向けのOEMとの違いはありますか?

扱うものは布が中心なので、基本的には変わりません。ただし、サイクルがお客様ごとに大きく異なることや、扱うアイテムの幅が広い点は特徴的かもしれません。

IP商材を扱う場合、企画や制作物を権利元にチェックしてもらう「監修」が必要となります。この監修に要する期間はさまざまで、依頼を受けてから納品までに半年から1年かかる案件もあれば、逆に1ヶ月以内に納品する案件もあります。
ただし、アパレルブランド向けのモノづくりにも閑散期商材と期中商材があるため、その点では正直、同じような部分もあります。

期中商材・・シーズン途中で販売される商品です。短納期の場合が多いです。
閑散期商材・・閑散期を利用して生産する商品。一般的には、1年前や半年前に長期的な企画・生産依頼をすることで、コストメリットを得ることができます。

-コンテンツ・プロダクト事業部の営業職で、やりがいを感じる時はどんな時ですか。

様々な業界の方と仕事ができることがやりがいです。お客様の幅が広いため、自分の知らない業界について学び、刺激を受けることができます。
お客様と関わる中で、これまで接点のなかったジャンルの専門知識や新しい視点、アイデアを得ることができ、それが自身の成長にも繋がっています。また、そこで得た知識は他の営業活動にも活かせていると感じています。

営業からみたサントラージュ

-サントラージュの強みは何だと思いますか。

サントラージュの特徴は、マネージャーが会社全体のリスク管理をしながら活動でき、各チームに一定の権限が与えられている点です。また、代表の小林さんをはじめ、意思決定のスピードが非常に速い点も他社にはない強みだと思います。
大手企業の場合、さまざまな部署での審査などが必要となるため、お客様には社内承認をお待ちいただくことがあるかもしれません。しかし、サントラージュでは会社の意思決定が迅速であるため、スムーズにお客様との取引を開始することができます。

上原さんのパソコンにはお客様とのステッカーがたくさん貼ってあります。

-大企業と比較し、中小企業の良さはどんな点でしょうか。

複数の企業で働いた経験がありますが、どちらにも良い点と悪い点があり、一概にどちらが良い、悪いとは言えないと思います。
また、私自身も年齢や役職が変わる中で、視点が変わりました。大手企業には、大きな金額を動かせるスケールメリットに魅力を感じます。一方で、中小企業は意思決定のスピード感や柔軟性、機動力が強みだと思っています。
しかし、どちらの企業に属していても、リスクを取ってチャレンジしなければ成功は掴めません。自分がそれぞれの環境でどのように力を発揮するかが、企業の規模に関わらず重要だと考えています。

-若い頃と現在で、考え方はどう変わったのですか。

若い頃は繊維商社で働き、とにかく売ること、大きな売上を上げることが営業職として最も重要だと考えていました。しかし今は部下も持ち、会社にとってのメリットは何かといった視点で、会社全体を見ています。
仕事を通じて得られる人との関わりや利益、育成機会などを通じて、視点が自分自身から会社全体に変わりました。

ともに成長できるチームを目指して

-サントラージュはどういう人が向いてると思いますか。

社内には3つの事業部があり、各事業部内でもチームごとに特色があるため、チームごとに少しずつ違いがあると思います。
アパレル事業部は誰とでも積極的にコミュニケーションが取れる人が良いとか、CP事業部は好きなことに没頭できるようなオタク気質の人が良いといったように、それぞれの事業部で活躍する人の特徴について、一定の共通の考え方があると思います。

社内には職人気質の方が多い一方で、チームに関係なく積極的にコミュニケーションを取り、物事を進めている雰囲気もあります。個性ゆたかなメンバーが多い会社なので、自然と馴染んでいくと思います。

-上原さんはどのような人とサントラージュで働きたいと思っていますか。

誠実で、お客様のために行動できる人ですね。本質的に、自分に矢印が向いている人と、他人のために動ける人に分かれると思います。利己的であれば、お客様のために行動することは難しいと思います。

CP事業部は異業種のお客様が多く、競合も増えるため、より「人」の部分が重要になります。相手のことを考えた行動や挨拶など、そういった当たり前のことをしっかりと実行する方と働きたいですね。

-CP事業部を今後どのようにしていきたいですか。

CP事業部の規模を拡大していきたいと考えています。単に大きくしたいわけではなく、アパレル事業とCP事業それぞれの魅力を存分に楽しめる環境を作りたいと思っています。

現在、主力はアパレル事業部であり、CP事業部は新たに立ち上げた事業部という認識があるかもしれません。今後は、CP事業部の深みや面白さを社内外に広めていきたいと考えています。また、事業部間の交流を活発にし、それぞれが自由に選択し、自分に合ったチャレンジをできる環境を整えたいです。

-個人的な今後の目標についてもお伺いしたいです。

私は、長期目標をあえて立てず、日々自分の仕事やチームがどのように会社に貢献できるかを考えています。目標に固執すると柔軟な対応が難しくなるためです。
目の前のお客様に焦点を当て、誠実に向き合いながら、チーム全体をリードし、共に成長していける環境を作ることを大切にやっていきたいと思います。

-最後までご覧いただきありがとうございました!

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