生産管理部の渡部さんにアパレルの生産管理についてお話していただきました!
OEMの生産管理職に挑戦したいという思いがあり、2023年の春に中途でサントラージュに入社しました。元々アパレルに興味があったため、中国の大学に4年間在学していた際には、オーダースーツを作る会社でインターンをしていました。
大学卒業後は、百貨店に店舗を持つ大手アパレルメーカーに就職し、メンズブランドの生産管理を務めていました。その後、趣味が高じて古物商を1年ほどやっていたのですが、アパレル業界に戻ろうと考え、転職活動をしました。いくつかの会社の選考を受けていましたが、OEMの会社のなかでも、アパレルからコンテンツ・プロダクトのグッズまで幅広く扱っているサントラージュに魅力を感じ、自身の成長も考えた上で入社を決めました。
生産の仕事は大きく分けて、品質管理と納期管理に関する業務の2つがあります。品質管理では、製品の素材や仕様にあわせて品質表示や商品下げ札の内容を作成し、お客様に提案・発注をします。また、未然に製品の不良を防げるように予防線を張り、万が一不良品が発生した場合には、その対応も行います。納期管理の面では、オーダーをいただいた商品が予定通りに納品できるように、工場の生産スケジュールと中国からの輸入スケジュールの双方を確認しながら、スケジュール管理を行います。
貿易業務も行い、輸入時に工場からの出荷書類を基に、輸入代理店と連絡を取り合い、輸入の手続きを進めます。
生産管理で大変なことは、トラブルへの対応です。商品を予定通りに納品するためには、生産過程での問題を未然に防いだり、発生した問題に対して迅速に対応したりする事が求められます。生産中に何かしらのトラブルが起きると、工場の出荷が遅れ、納期遅延に繋がってしまうことがあります。また納品後にトラブルが起きると、お客様の信用を損なう恐れがあります。そうならない為、また万一そうなった場合は、都度、社内のチームの方々や工場と密にコミュニケーションを取って解決方法を考えます。
私が担当しているブランドの中ではトレンド要素の強いものや、短納期の商品があるため、大変だと感じることもあります。しかし、その分綺麗に納期通りに納品できた時には大きな達成感を感じます。ミッションを1つ1つクリアしていくゲームのような感覚で楽しんでいる側面もありますね(笑)
取引工場の担当者は日本語を話せる方が多いので、日本語でのコミュニケーションが中心です。もちろん中国語が話せると、コミュニケーションはよりスムーズになり、信頼を得やすい面もありますが、中国語が話せなくても大丈夫です。
私自身留学していた経験が業務で役立ったと感じた点としては、中国の土地勘があることです。中国は国土が広いので、ひとくちに中国といっても、地域によって日本までの輸送日数は大きく異なります。これは、生産管理を務める上で大事な感覚かと思います。また、現地の方の人柄や特色を把握している点も、現地の方々と一緒に仕事をしていく上で役立っています。出張の際も自分で現地の人と話せるので通訳なしでやり取りできるのは便利ですね(笑)
個性を大事にする会社なので、誰でもなじめる会社だと思います。また、やりたいことを後押ししてくれるので、役職に関わらず挑戦しやすい環境です。前職の大手のアパレル企業では、自分の意見を通すことが難しかったり、子会社に委託している仕事もあったりしましたが、サントラージュでは裁量権を持って取り組むことができています。
そして、わからないことは、部署が違っても、質問をすれば誰でも答えてくれますので、経験が浅くても入社してから成長していける、そんなところも魅力的だと思います。
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サントラージュはこれからも、より良い服作りに取り組んでまいります。
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